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ネット回線、「セレパ」で選んでる? 簡単にプランを切り換えられる光回線【So-net 光 S/M/L】

たくさんの選択肢から選べること。

自由で楽しいものの、比較・検討に労力がかかりすぎると感じることはありませんか?

So-netでは、「何かを選ぶ際になるべく(時間・お金などの)労力をかけずに後悔のない選択ができたかどうか」を「セレクトパフォーマンス」略して「セレパ」と定義。この春から「セレパ」に注目したサービスへ刷新し、「使ってみてから選び直せる」、今までにないプランが誕生しました。

選び直せることでお客さまにご提供できる新たな価値や、プランの具体的な内容について、社内の2名に話を聞きました。


日本のインターネットの歴史と共にあったSo-net。「セレパ」への気づきが新サービスの後押しに


――まずはSo-netのこれまでの歩みについて教えてください。

石塚:So-netがISP事業を開始したのは1996年のこと。当時の日本のインターネットユーザー数は573万人とまだまだ少なかったですね。その頃のSo-netは、PostPet(ポストペット)の印象も強く、エンターテインメント系サービスの事業展開を行なっていたこともあり、まだ学生だった私も「楽しいことが始まりそうなプロバイダ」というイメージを抱いていました。

江副:2000年代になるとADSL回線や光回線が台頭し、無線LANが主流に。So-netはまさに、そんな日本における通信事業の歴史を見続けてきたと思います。

数年前の新型コロナウイルスの感染拡大下では、インターネットの使い方がたった数カ月で大幅に変わることを目の当たりにしました。ライフスタイルの変化により、巣ごもりで動画をたくさん見るようになったり、逆にネットから距離を置いたり。「状況は変わること」、「皆が大容量を求めているわけではないこと」を実感し、そのニーズをもとに、2022年には「So-net 光 minico(ミニコ)」(以下、「minico」)という、日中など混雑しない時間帯の利用がメインの方に向けたサービスをスタートさせ、好評をいただいていました。

江副 大基(ISP事業部 事業推進部/趣味はサーフィン)

――その中で、今回のサービス一新に至った理由は何だったのでしょうか。

江副:光回線の市場が成長するに伴い、抜きん出た特色を出すことが難しい状況になりました。その中でもSo-netは、お客さまに「こういうのが欲しかった」と思ってもらえるサービスを提供したいと模索を続けていました。

――新サービスを模索する中で、最初にやったことは何ですか?

江副:まずはここ数年やってきたことを振り返りながら、どこに強みがあるか分析を行いました。強みとしてあったのは、長きに渡りインターネットサービスを手掛けてきた中で得た「技術力」と「オペレーション」でした。

旧プラン「minico」には、「さくさくスイッチ」(※1)という高速帯域オプションサービスがありました。 「さくさくスイッチ」は、一時的に専用の高速帯域を提供するサービス。「minico」にご加入中のお客さまのうち、「さくさくスイッチ」を利用されたことがある方は、サービスの継続率が高かったんです。「さくさくスイッチ」で、必要なときに必要な分をお使いいただいていたこと、その結果の継続率の高さは、新プランのアイデアのヒントになりました。

(※1) 現在、「さくさくスイッチ」(月額料金 1,100円)は、「So-net 光」または「So-net 光 プラス」をご利用中のお客さま向けに提供しています。「So-net 光 S」をご利用中のお客さまは、「さくさくスイッチ(ワンデー)」(1回 220円)をご利用いただけます。

石塚:しかし、すでに市場には各社が提供するさまざまなサービスがあります。その中から自分に合ったサービスをどのように選ぶか、そんなお客さまの目線に立ったとき、自ずと社内で「選ぶことの大変さ」を考えるに至りました。

――確かに、選択肢が増えるのはうれしいものの、自分に合うものを選び抜くことに大変さ感じることがあります。

石塚:昨今、あらゆるものに選択肢がありますよね。インターネット回線やスマートフォンの加入プランだけでなく、今日は何を着るか、晩ご飯は何を食べるか。選ぶことの連続である日常において、「自分にあったものはどれなのか」と、比較検討し、たくさんの労力を使っています。私自身、一消費者として、それにストレスを感じることがありました。そんな選ぶストレスを軽減できるプラン(セレパが高いプラン)を作りたいと思ったんです。それが入った後でも気軽にプランを変更できるサービスにつながりました。

世の中の考えと乖離がないか、調査も実施。すると66.7%もの方が「なるべく労力をかけず、後悔が少ない選択肢を取りたい」と感じていることが判明しました。

2023年12月ソニーネットワークコミュニケーションズ調べ

江副:なお、契約後にプランやプロバイダなどの変更をしたいと思ったことがある方の割合も65.3%と多数。回線選びの際に感じる課題は「回線事業者や契約プランがわかりづらい」(29.7%)、「契約後に気軽に変更できない」(29.5%)が上位を占める結果となり、やはりニーズはあるのだと実感しました。

光回線の即時プラン変更は難易度が高いものの、長年のISP事業で培ったノウハウがあればできると確信。技術部門とも試行錯誤の上、サービスやスペックの枠にとらわれず、自由な使い方を提供するサービスを実現させることができました。

――リリースまでにどのような苦労がありましたか?

石塚:サービスの骨子が決まってからリリースするまでの期間は2〜3カ月。サービスの詳細が決まる前段階からある程度の計画を練っていましたが、最終決定が出てからでないと進められない部分もあったので、広告戦略を進めながらLPを作成するなど、皆で協力してサービスリリースまでこぎつけました。

一番記憶に残っているのはサービスのリリース日。帰宅後の時間だったのですが、社内チャットに上がった課長の「無事リリースできました。返信不要です」というコメントに、「いいね」や「おめでとう」のスタンプが一斉について。言葉を介さないコミュニケーションでしたが、皆も気になって見守っていたんだとわかり、ジーンとしましたね。

石塚 明日香(ISP事業部 セールス&マーケティング部/趣味は音楽鑑賞)

プラン変更に伴う工事不要、翌日切り替え。選ぶことから自由になる「So-net 光 S/M/L」


――新プラン、「So-net 光 S/M/L」について教えてください。

江副:料金やスペックが異なる「S」「M」「L」 の3つから、自由にプラン変更できるサービスです。プラン変更は最短で翌日から反映、プラン変更に伴う回線工事は必要なく、切り替えはスマホからも操作可能、契約期間の縛りも一切ありません。

石塚:「S」は日中など混雑しない時間帯の利用がメインの方、「M」は混雑する時間帯でも快適に通信を利用したい方、「L」は大容量を必要とするコンテンツを利用する方におすすめです。まずは「M」で入る方がほとんどで、使ってみた上で「S」や「L」に切り替えていただいています。

プラン毎の利用イメージ。用途と使い心地にあわせて選び直すのがおすすめ

光回線ではプランを変更する際、再度工事が必要になることも多いですが、そこを解消できたこともお客さまへ価値を提供できたと感じます。

ネーミングは、直感的なわかりやすさ、親しみやすさから、ドリンクに見立てて「S」「M」「L」と命名

江副:ほんの少しの生活スタイルの変化で、インターネットの使用量は大幅に変わります。旅行や出張で長く自宅を空ける月があったり、熱中していたゲームがエンディングを迎えて、急にプレイ時間が減ったり。反対に、お子さんが長期休暇に入ったら使用量がぐっと増えた、ということもあるはず。そんなときに自由にプランを変えられるのが最大のメリットだと感じています。

繁忙期後も続いたお申し込みに「セレパ向上」のニーズを実感


――リリース後の反響はどうでしたか?

石塚:SNS上では日を追うごとに好意的なご意見が増えました。セレパについて言及したコメントもあり、やはり皆さんも選ぶ大変さを実感していたのだとわかりました。

江副:意外だったのが、4月以降のお申し込みも多かったこと。一般的にネット回線のお申し込みは引越しシーズンの3月までに集中するのですが、その後にも想定以上のお申し込みをいただけています。

――今後目指すものについて教えてください。

石塚:So-netは長い歴史を持つブランドですが、その安心感だけでなく、今回の「迷わなくて済む」というプランにも魅力を感じていただき、より幅広い層の方に使っていただければ嬉しいです。

江副:そのためにも、まずはお客さまへ知っていただく機会を増やしていきたいですね。自分にとって最適なプランを後から選び直せることをわかりやすく伝えて、とりあえず「So-net 光」、と思っていただけるサービスになれるといいなと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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