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「無理だと思うことでもやってみる」新規サービス立ち上げで学んだ、働くうえで大事なこと【わたしのCHANGE】

「自分らしく生きる」ために、どのような仕事を選びどのように働くか。日々の業務にあたる中で、一度は悩んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。

ソニーネットワークコミュニケーションズには5つの行動指針(「Challenge」「Higher speed」「As one」「No other」「GEnerate」)があり、これらの頭文字をつなげると「CHANGE」。そこで、当社で働く社員が働くうえで大事にしていることや働き方、キャリア形成をテーマにした「わたしのCHANGE」を始めます。
※不定期連載です。

連載初回は、MVNO(※1)事業室 室長の茂木にインタビュー。ソニーネットワークコミュニケーションズで働き続ける理由と、これまでの仕事を通じて何を学び成長してきたのかについて聞きました。

(※1)MVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略。MNOから回線の一部を借りてインターネット通信や音声通話を提供する事業者を指す。「格安SIM」や「格安スマホ」とも呼ばれる。

「戦略を練り成功させる楽しさを知った」 “営業嫌い”が営業の面白さに気づいた瞬間

――はじめに、入社のきっかけを教えてください。

茂木:就職活動中は通信だけでなく、銀行や放送、IT、メーカーなど、とにかくいろいろな業種にエントリーをしていました。重視していたのは職場の雰囲気で、「あまり堅くない職場で働きたいな」という思いがありました。ソニーネットワークコミュニケーションズの選考を受ける中で感じたのは、「やわらかい雰囲気の人が多い」ということ。私は地声がかすれ気味なのですが、面接時に人事担当者が「のど、ガラガラだけど大丈夫?」と声をかけてくれて、緊張がほぐれたのをよく覚えています。フランクな人が多くて一緒に働けたら楽しそうだなと思いました。

――入社後はどのような仕事を担当しましたか?

茂木:最初に配属されたのがISP(※2)事業の代理店営業でした。正直その頃、営業にはそんなに興味がなく「ひたすらノルマをこなさなきゃいけないのかな」とネガティブなイメージを持っていて。ただ実際にやってみると裁量権が大きく、自分が考えた戦略を実行し目標を達成していくところにやりがいを感じるようになっていきました。「どうしたら市場シェアを10%から30%まで拡大させられるか」、「どのようにエリア展開していけば良いか」など作戦を練って実行し、成功させていくのが面白くて、気づいたら営業の仕事が楽しくなっていましたね。

(※2)ISPとは、Internet Service Provider(インターネット接続事業者)の略。回線事業者が提供する回線の上でインターネット接続サービスを提供する事業者を指す。

茂木 卓也 (MVNO事業室 室長/2008年新卒入社。「So-net」や法人サービスの営業を経て、「NURO 光」の代理店販路立ち上げを始め数々の新規サービスの立ち上げに携わる。2019年よりNURO事業部マンション事業推進部マンション事業推進課・課長、2022年4月より現職。趣味はスポーツ観戦、ゴルフ)

――営業としてたくさんの経験をされてきた茂木さんですが、失敗した経験もあるのでしょうか。

茂木:ありましたよ(笑)。キャッシュバックキャペーンを行った際、金額を手入力していたら設定を誤ってしてしまい、大問題になりました。「やってしまった…」と反省はしたものの、改善ミーティングで私が言ったのは「そもそもこんな大事なことを手入力するシステムを変えたほうがいい」という意見で。

――周囲はどのような反応でしたか?

茂木:もちろん反省を促されましたが、加えて上司たちも「確かに」「それもそうだ」と言い始めたことには驚きました。最終的に、「今後は手入力しなくて済むようなシステムを構築しよう」となり、ミスからでも新たな発見があることを知り、自分の思ったことや意見は言ったほうがいいんだなと実感したのを覚えています。この会社では、言われたままやるのではなく、違和感があったら発言し変えていくことができるんだとわかりました。

――「NURO 光」を始め、さまざまな新規サービスの立ち上げにも携わっていますが、どのような学びがありましたか?

茂木:最初の頃は戸惑いもありましたが、新規サービスの立ち上げを通じて得たのは「失敗してもいいから形にする」という考え方。そもそも、誰もやったことないことなので、なにが失敗かわからないですしね。やることが決まっているよりは自分で決めて進めていくほうが性に合っていて楽しいんですよね。何もないところに突き進んでいく勢いも、新規の立ち上げを通して得たスキルかもしれません。

誰もやったことのないことへの挑戦。失敗しても成功するまでやればいいだけ

――2019年から課長として、現在は室長としてチームを率いていますが、もともとマネジメントへの興味があったのでしょうか?

茂木:入社7年目頃から次第にマネジメントに近い業務をすることが増えたのですが、肩書きが追いついていなかったので、「せっかくなら目指してみようかな」と。現職に関しては、新卒社員で最速の部長昇格だったのも理由のひとつでしたね。自分が突破口になったら面白いし、後輩たちの目指すべき姿にもなれるのではないかと思ったんです。

――MVNO室長に打診されたときは、どのように感じましたか?

茂木:そのときは別の部署にいたこともあり、正直びっくりしましたね。でも断る理由はないと思いました。

――普段の仕事で意識していることはありますか?

茂木:メンバーみんなが失敗を恐れず、自分のやりたいことを考えて進めていける環境を整えることです。私がそうなのですが、「これをやって」と指示されるよりもやりたいことをやる方が仕事は楽しくなるはずですし、もし失敗しても成功するまでやればいいだけだと思うんです。そのために、仕事の進め方は各自の裁量に任せるようにし、アイデアがあれば出してもらえるような雰囲気づくりに努めています。

ビジネスにおいては、チームでやらないと成果が出ないシーンが多くあります。その成果を最大限出せるようにするのがマネージャーの仕事だと思います。プレイヤーだったときは「自分だけががんばればいい」と考えていましたが、チーム全体でどう動くかを見られるようになったのは、マネージャーになって成長した点だと思います。

――茂木さんは今年で入社15年目になりますが、これまで転職を考えたことはあったのでしょうか?

茂木:じつは入社3年目の部署異動で「異動先の仕事内容が自分のしたいことと違うのでは」と感じ、少しだけ転職を考えたことがあります。ただ、やってみたいことが何なのかが具体的になく、その中で「新しい会社で新しい仕事をする」のと「社内で新しいことにチャレンジする」のは、結局同じことなんじゃないかと思ったんです。同じタイミングで転職していった同僚もいましたが、あとになってから「ソニーネットワークコミュニケーションズの方が働きやすかった」「いい人がたくさんいた」と聞くこともありました。私はここしか知らないので実際のところはわかりませんが、確かにソニーネットワークコミュニケーションズの働きやすさとメンバーの人の良さは入社時からずっと感じていることなんですよね。

それからは、ここでできるだけたくさんの経験をしたいと考えて働いています。声をあげてやりたいことを話せば、たいていのやりたいことはここでできる。今もし会社を辞めたいと話す人がいれば、「一度社内でトライしてからにすれば?」とアドバイスすると思います。

新規サービスの立ち上げは基本的に任されるものの、上司からのフォロー体制があり、チャレンジできるよう支えてくれていたと振り返ります

会社はチャレンジするフィールドを与え続けてくれる場所

――茂木さんにとってソニーネットワークコミュニケーションズとは、どのような会社ですか?

茂木:チャレンジするフィールドを与えてくれる場所です。やりたいことをやらせてくれ、良い提案なら積極的に受け入れて任せてくれています。穏やかな人が多く働きやすいですね。

――どのような人が活躍できる会社だと思いますか?

茂木:これからも新規事業がたくさん生まれるので、新しいことや事業の立ち上げにかかわりたいと思っている方にはとても合っていると思います。ただその分、レールのない仕事なので、自分で進めていく意思が必要になると感じます。発言に耳を傾けてくれる風土はすでにあるので、積極的に意見を言えるとより活躍できるのではないでしょうか。

――ソニーネットワークコミュニケーションズに入社して良かったと思うことを教えてください。

茂木:ちゃんとした社会人にしてもらったなと感じています(笑)。昔の自分はもっと何も考えてなかったし、こんな風じゃなかった。そんな若者に任せるのはリスクもあったと思いますが、それでもチャレンジさせてくれたことで一人前になれたと感じています。

ソニーネットワークコミュニケーションズには5つの行動指針(※3)がありますが、私が大事にしているのは「Challenge」。「リスクをとって自ら攻める」という意味です。ソニーネットワークコミュニケーションズにはチャレンジする環境がしっかりあるので、これからもさまざまなことにチャレンジしていきたいですね。

――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

茂木:小さなことでもチャレンジし、無理だと思うことでもやってみるのが大事だと思い、日々の仕事に励んでいます。環境が変わることを恐れずに向き合い続けた先にキャリアアップはあるはず。皆さんも、チャレンジする姿勢を持って目の前のことに取り組んでいってください。

(※3)ソニーネットワークコミュニケーションズの行動指針
Challenge|リスクをとって、自ら攻める
Higher speed|変化のスピードを、進化のスピードで超えていく。
As one|共創が、進化と成果を生み出す
No other|自分たちだからできる変革を、誰にもできない変革を。
GEnerate|変革の熱源になる。


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