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25周年のSo-netが伝えたい“あなたにちょうどいい”という価値観。ずっと業界を牽引する存在であるために【So-net 光 minico】

サービス提供開始から25周年を迎えたSo-netが、新プラン「So-net 光 minico(ミニコ)」をリリースしました。コンセプトは「価格もスペックも、あなたにちょうどいいインターネット」。

さまざまなサービスが市場に乱立する中、あえてシンプルさを追求した「So-net 光 minico」。その企画・開発の背景には、黎明期からインターネットのある暮らしを支えてきたSo-netが大事にしてきたことを受け継ぎつつ、生活環境の変化を踏まえて、お客さまの声やSNSでの口コミに真摯に向き合う姿がありました。

ISP事業部の事業推進部とセールス&マーケティング部で働く2人に、「So-net 光 minico」に込めた思いを聞きました。

工事費無料、解約金・契約期間の縛りなし。それでいて低価格を実現した「So-net 光 minico」

――「So-net 光 minico」の特徴は“シンプルさ”と“コストパフォーマンスの良さ”ですよね。このプランはどのように生まれたのでしょうか。

小林:固定通信の分野では、大容量のサービスが豊富にある一方、「回線速度や容量はそれほどなくても低価格のものがほしい」という方に向けたプランは意外とないなと感じていました。

例えば、日中はテレワーク、仕事が終わるとテレビを見ながらスマートフォンでYouTubeやSNSをチェックするという単身者の方。そのような使い方であれば、そこまで大容量の回線は必要ないんですよね。それなのに大容量の回線に契約しているのはもったいない、との視点から「So-net 光 minico」は生まれました。

――ユーザー目線になることで生み出せたプランですよね。どのような方に支持されているのでしょうか。

渡邉:事前リサーチでは「テレワークをしている方々」と「VODサービスを使っている方々」を調査し、ふたつのグループ内で比率の高かった20〜30代の単身男性が主なお客さまになるのでは、と考えていました。想定通り、そのような方々からは大きな支持を頂いています。

ほかには、「両親が暮らす実家用に」「ADSL終了に伴う乗り換え先に」などのお声も頂いています。意外だったのが法人のお客さまからのお申し込み。日中は決済や予約・発注業務にインターネットを使うけれど夜間はお店を閉めるような業態の法人さまとも相性が良いということがわかりました。さまざまな方にとって「ぴったり」なプランになり得ると感じています。

渡邉 裕人(ISP事業部セールス&マーケティング部/カラーコンタクトレンズや化粧品関連のベンチャー企業等を経て2017年に入社。趣味は畑いじりとスケートボード)

――「解約金や契約期間の縛りがない」「余計な付帯サービスがない」わかりやすさもありますね。

小林:解約金や契約期間の縛りを把握し、記憶し…というのは多くの方にとって面倒なものだと感じたので、思い切ってなくしました。また、セキュリティサービスや光電話サービスは、必要に応じて選んでいただけるようオプションサービスとしました。必要なければ、そのままの低価格で使えます。

ときには混雑する時間帯でも「オンライン対戦のゲームをする約束がある」「友人や恋人と高画質で映画を観たい」など、通信量を一時的に増やしたい場合もあるはず。そんなときには1回220円で利用できる高速帯域オプションサービス「さくさくスイッチ(ワンデー)」もあります。

渡邉:キャッシュバックや割引とは違い「そもそも低価格」という点は、お客さまにとってわかりやすいのではと思います。また、気軽にお試しいただけるのも、見直しのニーズにはまりやすかったのかもしれませんね。

「minicoってかわいい!」 若手メンバーの発言が事業を動かす

――ネーミングはどのように決めたのですか?

小林:目指していたのは「シンプルでちょうどいい」を表す言葉。「minico」(「ミニコネクト」の略)以外にも「エントリーモデル」や「ソロ」、「モノ」など、さまざまなネーミングを考えていました。関係者間で投票を行ったところ、マネージャー陣の票が「エントリーモデル」に集中し、企画チームの若手は「minico」を推すという状況になってしまいまして。

――そこから、どのようにして「minico」に決まったのですか?

小林:シンプルに「エントリーモデルだと、わからないです」「このサービスを使うのは若い方です」と伝えました。最終的に「何よりminicoって語感がかわいいです!」と(笑)「もう、その感覚が分からないから、任せるよ(笑)」と言われ、最後は若手のメンバーで決めました。

小林 葵(ISP事業部事業推進部/2014年入社。カスタマーコミュニケーション部門などを経て、2017年から現職。アニメ・漫画・映画が趣味。大学の卒業論文は「『おジャ魔女どれみ』に描かれる魔法の役割とは何か」)

渡邉:私は決定のタイミングで聞いたのですが、とても気に入りました。コンセプトの「ぴったり」というワードも、難しい光回線の説明がなくても理解しやすい、インスピレーションを掻き立てられる言葉だなと思っています。

――最上もがさんが出演する「minico」のCMでも「ぴったり」が表現されていますよね。

渡邉:目新しい言葉ではないので、聞いただけではそれほど心に残らないかもしれませんが、視覚的に伝えられると覚えやすいですよね。大事にしたのは共感できること。具体的な映像のアイデアはクリエイティブチームが考えてくれましたが、しっくりくる案がすぐに出て「これならminicoっぽいよね」とスムーズに決まりました。

25周年のSo-net 大事にしてきたのは時代に合わせて「CHANGE」する姿勢

――サービス開始から約2ヶ月が経過し、反響はいかがでしょうか?

渡邉:おかげさまで非常に多くのお申し込みを頂いています。今後もより多くのお客さまに知っていただけるよう、さまざまなプロモーションを展開し、申し込みにつなげられるようにしていきたいです。

「安売りしている」ではなく、あくまでリーズナブルという意味で、まずは価格の安さでアプローチしていくつもりです。プランに「ぴったり」感を感じられるよう、適切なプロモーションをしていきたいですね。

小林:現在のインターネット回線は、「ここじゃなきゃダメ」とこだわりを持って選ぶのが難しい面もあります。だからこそ「minico」のように、新しい選択肢になるようなサービスを作っていくことが求められると感じます。そのためにお客さまの声に耳を傾ける、当たり前のことを大事にしていきたいですね。

渡邉: minicoを使う方のリアルな口コミを、まだ使っていない方も含めた多くの人が見られる仕掛けを今後作っていくことも考えています。中にはネガティブな意見もあるかとは思いますが、それらもお見せすることで、本当に自分に「ぴったり」かどうかを判断してもらいやすくなるのでは、との考えです。生まれたばかりのサービスだからこそ、お客さまの声を反映しつつ磨き上げていきたいですね。

お客さまの声やSNSの口コミに向き合うことで、サービスをより良くできると考える

――So-netは今年で25周年。黎明期からインターネットのある暮らしを支えてきたSo-netが大事にしてきたことを教えてください。

小林:サービスとしてお客さまが飽きてしまわないような工夫は常に心がけてきたと思います。ダイヤルアップ、ADSLなどから始まり、2015年には「So-net光コラボレーション」が、その5年後には「So-net 光 プラス」がリリースされ、そして今年「minico」が登場しました。長く使っていれば、生活環境の変化もあるわけで、その都度「あなたの生活に合わせられますよ」というアプローチができていれば嬉しいなと思っています。

渡邉:長く続いているブランドという安心感もありますよね。いろいろなサービスラインアップがあって、自分に合うものを選びやすいのもSo-netならではだと思います。

小林:これからも時代が変わっていくのを先取りできるようなサービスを提供していきたいですね。インターネットの使い方自体がどんどん変わっている中、今まで通りの考え方ではダメなことも当然あります。そのために私たち自身が変化を恐れずに変わっていかなくてはいけないと思います。

――最後に、読者に向けて一言お願いします。

小林:SNSなどから、いろいろなお声を拾い上げ、それをサービスに取り入れて、皆さんの力を借りながら展開できたらと思います。もしこれを読んで気づいたこと、叶えてほしいことなどがあれば、ぜひ教えていただきたいです。

渡邉:よく「So-net」というワードでエゴサーチをしているのですが、いい反応が増えていて手応えも感じています。最近では25周年企画としてPUFFYさんとコラボしたミュージックビデオを作りましたが、お客さまからいいリアクションをもらえているのが嬉しいです。

渡邉:私はベンチャー企業からソニーネットワークコミュニケーションズに転職したのですが、さまざまな視点を持った幅広い年齢層と働けるのも面白いところ。考え方の異なる人と出会い、これまでと違う視点を持つことは、マーケティングを行う上でも重要なことだと思います。これからもおもしろいコンテンツやコミュニケーション、クリエイティブを届けていきますので、乞うご期待!です。