ゴルフがもっと楽しくなる!スマホとセンサーで自主トレの質を向上【スマートゴルフレッスン】
ゴルフを始めると多くの人が目標とするのがコンスタントな「スコア100切り」。
しかし、ゴルファー全体の3割程度しか達成できてないと言われており、ゴルフ初中級者にとっての大きな壁です。
「練習はしているのに思うようにスコアが伸びない」
「練習の質を高めて、スピーディに上達したい」
そんな方に使っていただいているのが、「スマートゴルフレッスン」です。
YouTubeチャンネル「UUUM GOLF」の『100日後に100切りするかえで』企画にチャレンジされたかえでさん(UUUM GOLFの社員MC)にも自主練習で活用いただいていました。
かえでさんに実際の使用感を伺うとともに、現在はかえでさんのコーチであり、スマートゴルフレッスン開発当時にアドバイスをいただいた岩本砂織プロ、ソニーネットワークコミュニケーションズのシニアプロデューサーの大場昭に話を聞きました。
データとして可視化することで自分のスイングに自信を持てるように
――「スマートゴルフレッスン」とはどのようなツールですか?
大場:ゴルフクラブのシャフトに取り付ける小型軽量センサーとスマホアプリの組み合わせによりスイング動画やさまざまなデータを表示できるツールで、スイングチェック、スイング改善に活用いただけます。
――かえでさんが「スマートゴルフレッスン」を使う前のスコアはどのくらいだったのですか?
かえで:『100日後に100切りするかえで』企画にチャレンジする前はゴルフ歴1年で110くらいでした。一番の課題はグリーン周りのアプローチ(※1)で、岩本コーチに教えていただく以外の時間も、アプローチはたくさん練習しました。
しかし、レッスンで一時的に良くなっても一人で練習すると癖が出てしまい、結局元の打ち方に戻ってしまうことがよくありました。
(※1)グリーンに近づいたときに、どれだけカップに近い位置にボールを打てるかをアプローチという。
――「レッスンのときは上手くいっても、一人でやると上手くいかない」というのは、ゴルファーにとって“あるある”の悩みですよね。かえでさんは一人で練習する際に、工夫された点はありますか?
かえで:やらなきゃいけない課題があるのに、自分なりのナイスショットが打ちたくて余計なことをしてしまうことがよくありました。練習場で上手い人を見かけるとその人のマネをしてみたり……。あの頃は、上達に遠回りした練習をしていたな、と思います。
スマートゴルフレッスンを使うようになってからは、フェース(※2)の角度や軌道が数値で見えるので、ミスの原因にすぐに気づけるようになりました。「今、フェースが開いていたから、開かないよう意識してみよう」などと練習の質も上がり、一打一打が濃い練習になっていると思います。
(※2)フェースとは、ゴルフのヘッド部分とボールが接する面のこと。
――岩本コーチからご覧になって、かえでさんがスマートゴルフレッスンを使う前と後での成長ぶり、その伸び率をどう感じましたか?
岩本:ゴルフは再現性のスポーツです。コーチは毎日一緒にいられるわけではありませんから、自主練習では目的を持ってやることが大切です。教える側もこれまでは自分の感覚をどれだけ共通言語に落として伝えられるかが課題でしたが、数値という共通言語ができたことで、頭のなかのイメージをリアルに齟齬なく伝えられるようになりました。かえでちゃんもスマートゴルフレッスンを使うようになってから、どのような数値が大切なのかを知って目的を持って練習したことでスイングが飛躍的に上達しています。
かえで:スコアが一時的に悪くなったとしても、スマートゴルフレッスンのおかげで「数値が改善しているからスイングは上達しているんだ」「このままの練習を継続していいんだ」と自信を持つことができました。
私自身、アウトサイドイン軌道(※3)というのは自覚していたのですが、フェースの角度やスイング軌道などをスマートゴルフレッスンで見える化できたことで、なぜアウトサイドインになっているのかがようやく理解できたんです。理解した上で、コーチに直したい部分を聞くことができ、具体的なイメージを持ってレッスンを受けるようになりました。
(※3)アウトサイドイン軌道とは、クラブヘッドが体から遠いところから下りてきて、体の近くで振り抜かれる軌道のこと
表示するデータはあえて少なく、誰もが使いこなせるツールに
――こうしたツールは、重かったり使いづらかったりするとなかなか使い続けられないものですが、使い心地についてはいかがでしたか?
かえで:シャフトにつけてスイングしても、全く気にならない重さと大きさです。バッテリーの持ちもかなり良いので、私は普段から練習用のバッグに入れっぱなしにしています。例えば、「今日の練習は左へのミスが多いけどなぜだろう?スマートゴルフレッスンで確認してみよう」ということがすぐにできるのでとても便利です。
大場:スマートゴルフレッスンの本体は、約18グラム。ほとんどのアマチュアゴルファーの方に「ゴルフクラブに付いていても重さが全く気にならない」という声をいただいています。
かえで:また、練習風景を動画で撮影し、後で見返すことがあるのですが、長い動画からスイングしている瞬間を見つけてカット編集して……、という作業がすごく大変で。スマートゴルフレッスンを使うとその手間がなく、とても便利でした。
大場:動画はボールを打つ前4秒、打った後1秒が自動的にカットされるので、スイングごとにスマホに駆け寄って録画スタートボタンを押して、打ち終わったらストップボタンを押しに行く、という面倒な動作は必要ありません。
アプリでチェックできるのは、フェース角、スイング軌道、アタック角、ヘッドスピード、スイングテンポなどのスイングごとのデータ。スイング軌跡は3Dで見ることもできます。
大場:どのデータを表示するかは開発時に岩本コーチにもアドバイスをいただきました。ちなみに開発当時、岩本コーチが選抜選手強化合宿に行かれた時に、高校生の頃の渋野日向子選手に使っていただいたことも。ティーチングプロや競技ゴルフ選手、数多くのアマチュアゴルファーなど、さまざまなゴルファーの意見が反映されたツールです。
岩本:取得するデータが多いとアマチュアの方はどの数値を見ればいいか戸惑ってしまうので、イメージしやすいものだけに絞って表示するようアドバイスしました。逆をいうと、まずはスマートゴルフレッスンにあるデータさえ意識してもらえれば上手くなれるともいえます。
私がオススメしたいのは、ビフォーアフターの比較。簡単に過去のデータと動画との比較ができるので、自分の成長度合いが確認できます。
かえで:私は調子が悪くなるとアウトサイドイン軌道になりがちなのですが、スマートゴルフレッスンを使っているとそれが数値としてはっきり見えるんです。ラウンドでも使用して、岩本コーチにアドバイスいただきました。
岩本:ドライバーのデータだけ取ってみるなど、コース上でも使ってみるといいと思います。「普段の練習ではできたのに、コースではなぜできない?」という疑問がはっきりわかりますよ。なぜ調子が良かったのか悪かったのかが可視化でき、次回のラウンドにいかせるはずです。
データ分析を身近なものにし、練習スタイルをCHANGEする
――かえでさんは『100日後に100切りするかえで』企画で、惜しくも100切りならず、でしたが今後の目標はありますか?
かえで:今後の改善点は、スイングテンポとアウトサイドイン軌道の修正です。キレイでカッコいいスイングができるようになりたいです!
――今後、スマートゴルフレッスンが目指すことを教えてください。
大場:プロの世界では、ゴルフに限らず多くのスポーツでデータ分析が行われていますが、ハイスピードカメラを同時に何台も使ったり、全身にセンサーをつけたりするなど大掛かりかつ高価なもので、アマチュアの方が体験できる機会は限られていました。スマートゴルフレッスンは、手軽に持ち運べ、価格も手頃なのでアマチュアゴルファーでも効率良くスイング改善のトレーニングができるようになりました。データを使ったトレーニングが、アマチュアにも普及していくきっかけ作りをスマートゴルフレッスンができたらいいなと思っています。
そして、「闇雲に数打てばうまくなる」といった練習法からデータを活用した効率のいい練習方法へ、練習スタイルそのものをCHANGEしていきたいです。
下記サイトにて製品の詳細、購入についてご覧ください。