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若い人の未来はいいものであってほしい。通信事業者の私たちが今サステナビリティに取り組む理由

誰もが暮らしやすい世の中を実現するために、企業にはどのようなことができるでしょうか?

ソニーネットワークコミュニケーションズでは、2023年3月、会社として取り組む8つのマテリアリティ(重要課題)とそれに紐づくKPIを公表しました。これまでもさまざまな社会貢献活動をおこなってきましたが、通信事業者として何ができるのか、何をすべきかを改めて考え、今後もさまざまな課題に取り組みます。持続可能な社会を実現するための旗振り役でもある、サステナビリティ推進室長 中川に聞きました。

みんなの意識が変われば環境問題は解消する

――以前に比べ、昨今は環境問題や社会課題の解決に積極的に取り組もうという世の中の流れが出てきたように感じます。

中川:そうですね。このままではいけないという意識が芽生えたことに加え、2006年に国連で責任投資原則が提唱されたことも大きかったと感じています。この提唱により「ESG(※1)に対応しない企業は投資してもらえない」という動きが生まれたのは、かなり画期的なことでした。

ESGに対応しない企業は投資されなくなるため、企業側も積極的に環境問題や社会課題の解決に踏み込むようになります。こうして個人だけでなくさまざまな企業、ひいては社会全体が環境・社会問題に関心を持つようになるという好循環が生まれるのは、世の中にとって良いことだと感じます。

(※1)ESG:Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス(企業統治))を考慮した投資活動や経営・事業活動のこと。

中川 典宜(執行役員 兼 サステナビリティ推進室 室長)

――ソニーネットワークコミュニケーションズでは、以前から様々な環境・社会貢献活動を行なってきました。

中川:「NURO 光」を無償提供しソニーグループのさまざまなテクノロジーやコンテンツを体験できる「オンラインプログラム」や、長野県佐久市で地域の皆さんと共に続けている「So-netの森」森林整備活動、乳がんの「早期発見、早期診断、早期治療」の大切さを啓発するためのPostPet「モモ」のピンクリボン活動など、これまで様々な取組みを行ってきましたね。

品川と浜松を「NURO 光」でつなぎ、子どもたちにオンラインバンドセッションの体験を提供
(協力:ソニー、ヤマハ株式会社)
「So-netの森」での森林整備活動の様子

中川:ただ、CSR(企業の社会的責任)として一定の成果は上げてきましたが、会社として取り組むべきことを突き詰めると、事業や企業活動を通じ社員が全員で取り組んだ方が、より良い結果を出せると感じました。そのためサステナビリティ推進室では、会社として取り組みたいマテリアリティ(重要課題)と、それぞれのKPIを定めました。これにより「良い世の中にしたい」という漠然とした思いにとどまらない、サステナブルな取り組みが加速できると考えています。

通信事業者ならではの視点で社会課題に向き合う。新たに定めた8つのマテリアリティ

――新しく掲げたマテリアリティ(重要課題)の詳細を教えてください。

中川:「環境(Environment)」、「社会(Social)」、「ガバナンス(Governance)」の側面から、8つのマテリアリティを定めました。

中川:「環境(Environment)」では、「気候変動への対応」と「資源の循環の実現」の2つのマテリアリティを定めています。いずれも、通信事業者の視点で取り組めることがあるのではと考えています。

たとえば「気候変動への対応」だと、「エネルギー効率の良い製品や機器を作ること」。それにより、普段通りインターネットを使っても少ない電力消費で済むようになり、温室効果ガス削減に貢献できます。

「資源の循環の実現」では、すでに行っているリファービッシュ(※2)や、再生プラスチックの利用率が高い素材を製品に採用する取り組みも継続します。

(※2)リファービッシュ:使い終わった製品を再整備し、品質保証をおこなった状態で再出荷する取り組みのこと。

「社会(Social)」のマテリアリティでは、インキュベーターとして社会課題解決につながるサービスや事業を生み出し拡大していく「ICTを通じた新たな価値提供」も掲げました。

普段の生活の中で「こういうものがあったらいいな」と感じるもの、または「違和感があるな」「もっと良くなってほしいな」と感じた気持ちを出発点に、サービスを生み出していきたいです。
その一つとしてすでに動いているのが、AIサービス。人々の暮らしやすさを目指し、新たなサービスで実現していく考えです。

「ガバナンス(Governance)」に関しても、引き続き正しく管理していきます。たとえば当社は、1999年に「プライバシーマーク」をインターネットサービスプロバイダ―として初めて取得しています。新しい時代に先駆けて順応するカルチャーを、これからも大切にしていきたいですね。

――いずれも、ソニーネットワークコミュニケーションズとして重要な課題です。これらを今後、どのように社内で推進していきますか?

中川:いずれも、社員の皆が自分ごと化することで達成できると考えています。まずは社内全体に浸透させ、意識を変えていきたいです。

対外的にも、サステナビリティサイトをリリースし、各マテリアリティの詳細や目標値もオープンにしました。今後、実績も年次で更新していきます。お客さまを始めステークホルダーの皆さまには当社の取組みを身近に感じていただけたらと思いますし、社員が一体感を持って目標に取り組めるようにしたいですね。

使い捨ての考えが性に合わず、「物を大事にする」「壊れても直して使う」など、自分なりのルールがある中川。「社会全体から見るとあまりに小さいけど、個人でできることも続けていきたい」と話す。

若い人の未来はいいものであってほしい。実現させたい社会とは

――中川さんは、これらの活動を通し、どのようなことを目指していますか?

中川:まずは活動を根づかせていきたいです。私はもういい年なので、あと何十年かしか生きられない(笑)。けれど、若い人たちは違います。サステナビリティは、若い人たちの未来に関わる問題。皆が主体的、自発的に関われる活動にして根づかせることで、未来を変えていきたいですね。

特に環境に関する課題は深刻で、異常気象や温暖化は多くの方が肌身で感じるところではないでしょうか。そこに手をつけないのは、もうあり得ない状況なのだと思っています。個人としては小さなことでも、皆で取り組めば大きな成果をあげられます。ぜひ会社として一丸となって取り組んでいきたいと考えています。


この活動に興味を持った、または、ソニーネットワークコミュニケーションズについてもっと知りたいと思ってくださる方は、ぜひ「スキ!」やシェアで教えてください。


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