ソニーネットワークコミュニケーションズ公式note
AIを「誰もが使えるツール」へ。ビジネスシーンを変革する「NURO AI」
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AIを「誰もが使えるツール」へ。ビジネスシーンを変革する「NURO AI」

ソニーネットワークコミュニケーションズ公式note

「AIをビジネスのインフラに」を合言葉に、ソニーネットワークコミュニケーションズが展開する「NURO(ニューロ) AI」。誰もがあたりまえにAIを活用できる世界を目指し、予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」や、クラウド上で顧客管理ができる「NURO AI CRM」など、さまざまなサービスを提供しています。

多くの企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が高まっている昨今、AIが果たす役割もますます大きくなっていくことが見込まれます。そんな中、「NURO AI」はビジネスシーンをどのように変えていくのか――。サービスに関わる3名に聞きました。

そもそもAIって何? AI導入によって変わる未来

――そもそもAIとはどのような技術なのでしょうか。

金子:「人工知能」と訳されるのを聞いたことがあるかもしれませんが、端的に言えば、AIとは「人間の知的ふるまいの一部を、ソフトウェアを用いて人工的に再現したもの」です。識別系AIや会話系AI、異常検知を行うAIなどさまざまな種類があり、たとえば保険会社のサイト上でちょっとした質問に答えてくれるのもAIですし、迷惑メールが届かないようフィルタリングしてくれるのもAI。日常の中のさまざまなサービスの裏側の、気づかないところで活用されています。

金子 直樹(法人サービス事業部AI事業推進部AIサービス企画課/2020年入社。「Prediction One」のサービス企画や事業推進を行う。趣味は旅行とK-POP鑑賞。好きなアーティストはTWICE、NMIXX、BTS、ITZYなど)

――「NURO AI」を使うことで具体的にどのようなことができるようになるのでしょうか。

金子:私が携わっている「Prediction One」は、将来予測ができるAI。データに基づき、お客さんの来店予測や商品の発注予測をします。天気予報などで使われるAIと似ていますね。

例えば、とあるパン屋さんでは、これまで天候や勘を頼りに「今日どのパンをどれだけ焼くか」を決めていたとします。「Prediction One」を使い、これまでの売り上げデータを読み込ませると、「この日は何のパンを何個焼いた方がいい」とAIが予測し提示してくれるのです。「データ分析が得意な、頼れる仲間が増える」というイメージが近いかもしれませんね。

――それはとても頼もしいですね。業種を問わず、さまざまな企業に導入いただいていますが、皆さんは「NURO AI」の各種サービスによって、どのようなことを解決したいと考えているのですか?

金子:多いケースは、「属人化の解消」。AIを導入することで業務を標準化でき、その結果「担当者しか分からない」「ベテランが辞めて業績が下がった」などの状態を作らずに済みます。後継者不在問題の解消や労働負担の軽減を叶えるものとして、注目していただいています。

――「NURO AI CRM」では、どのようなことができますか?

蒲沢:「NURO AI CRM」は、顧客管理システムとデータによる予測を組み合わせることで、最適なCRM(Customer Relationship Management/顧客と良好な関係性を築き継続していくための活動)を支えるツールです。

例えば、飲食サービスやアパレルなど店舗を主体とされる事業者さまの場合、過去の来店履歴やキャンペーン、クーポンの反応率など自社で保有するデータ、加えて天候や人口移動データなどの第三者データを元にAIが来店予測することで売上や在庫予測などにつなげられると考えています。

特に小売や飲食などのサービス事業者さまに適したAIで、お客さまの満足度や企業の売り上げに貢献したいという思いでリリースしました。忙しい日常業務を行いながらも手軽にCRMができるよう、あえてシンプルな機能としているのも特徴のひとつです。

この3月にリリースしたばかりでまだこれからのサービスではありますので、今後いろいろと拡張機能し、企業様の事業に貢献できればと考えています。

蒲沢 功(法人サービス事業部事業推進部CRMサービス課/2016年入社。SI営業を経た後、「NURO AI CRM」の企画を担当。趣味はジョギングとサイクリング。年に1回息子と自転車旅行するのが楽しみ。)

AIを世の中に浸透させたい。そのためにソニーネットワークコミュニケーションズができること

――サービスの利用をご検討いただく中で、AI導入の障壁が生じやすいのは、どのようなところでしょうか。

金子:一番は「データを作れる人材がいないこと」です。AIの導入意欲があっても、元になるデータがなければAIには何もできません。またAI自体への理解がまだ世の中に浸透していないので、「何ができるか」「どこに使うと効果が出るか」など、課題設定ができないという声もよく聞きます。あとは、新しいテクノロジーに対する拒否反応がある場合もありますね。

――そのために講習会を開いたり、サポートも行ったりしているそうですね。

金子:現場の方に向けて、データの作り方やAIの仕組みをお伝えするようなセミナーを行っています。導入後、操作に慣れるまでは「こういう風にデータを用意するといいですよ」とアドバイスしたり、モデルに投入するためのデータを作ってあげたりといった支援体制もあります。昨年12月からは、研修用の仕様を施した「Prediction One」と研修プログラムをセットで提供する「DX推進研修サービス」もスタートしました。ツールを使えるだけでなく、AIを理解できるビジネス人材を育てたいというニーズに応えたサービスとなっています。

齋藤:「何ができるか」「どこに使うと効果が出るか」といった疑問やお悩みに対し、事例を検索できるWebサイトも公開しています。業界・職種別に20以上の事例を掲載し、実際どのように活用されているかをご覧いただけます。

――サービスに対して、どのようなお声をいただくことが多いですか?

齋藤:「ソニーといえばテレビやカメラなどのハードウェアの企業」というイメージを持っている方が多いのか、「AIやってるんだね!」と新鮮な驚きを感じてくださる方が多いですね。興味を持ってくださるお客さまの業態は、製造・メディア・コールセンターなどさまざまです。

齋藤 なつみ(法人サービス事業部事業推進部マーケティング部/2020年入社。法人営業を経て、2021年より現職。趣味はスポーツ観戦。土日は専らDAZNで西武ライオンズ戦を観戦!)

――他社の製品と比べた際の独自性についても教えてください。

金子:「Prediction One」も「NURO AI CRM」も、もともとソニーの研究所で開発した独自のAIの技術を一般向けに提供したもの。すでにグループ企業で実際に使われてきた技術でもあります。グループには銀行やエンタメ、製造などさまざまな企業があるので、いろいろなデータと利用シーンが蓄積されているのは強みのひとつですね。

また、私たちは、専門家ではなく「現場の方に使っていただけるサービス」を目指しています。現在、実際にお使いいただいているのも、営業企画やマーケティング担当者の方々。価格に関しても、「Prediction One」は他社に比べて導入しやすい価格帯になっています。理由は、AIを世の中に浸透させたいのに、金額が障壁になってはいけないと考えたからです。

UI(User Interface)もユーザーフレンドリーを意識したものにし、専門家でなくても使いやすくしました。数クリックで予測結果が出るので、まるでエクセルのように使ってもらえます。機能も必要最低限でシンプル。現場で使うことに最適化したツールです。

――開発には苦労も多かったのでは?

蒲沢:ソニーグループの提供するサービスでは、ソニーのDNAが息づく”ソニー基準”という品質面の基準があり、それをクリアしなければならないのが大変でした。しかし一方で、企画、開発、リリースまでの工程を組織の一人ひとりが責任を持って妥協なく進めるため、それだけ品質の高いサービスを実現できています。

テクノロジーで社会課題の解消へ。「NURO AI」が実現させる未来の姿

――皆さんが「NURO AI」の各サービスを通して実現したいことを教えてください。

齋藤:やはり、「AIをインフラに」ですね。ビジネスにおいて、なくてはならないものにしていきたいです。そのためには堅物なイメージを取っ払っていくことも必要。最近では、声優の井上和彦さんに参加していただいたCMメイキング動画を公開し、親しみやすさをPRしています。

金子:通信インフラがどこにでもあるように、「Prediction One」も「NURO AI CRM」も広くあまねく使われていくことが目標です。それがソニーグループの「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というパーパスにも通じ、新たな価値を生んでいくと信じています。

――最後に、「NURO AI」を導入してみたいと考えている人に向けて一言お願いします。

金子:まずは「AIを使って何ができるか」を知るところから、一歩を踏み出してもらえたらと思います。

蒲沢:まだスタートしたばかりのサービスなので、今はお客さまの声をたくさん拾いたいなと思っています。みなさんのリアルな声が製品のブラッシュアップにもつながりますので、ぜひ気軽に問い合わせてください。

齋藤:私たちZ世代にとってAIはすでに身近なもの。企業の中で若者が中心となってAIの利便性を提案していくことが、導入の第一歩になるはずだと思っています。まずは、AIは身近で、とっつきにくいものではないと知ってもらえると嬉しいです。


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